ジョギングを始めましょう 

夜間のジョギング

  • ジョギングを何とか続けられているけど、
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  • 「明るい時間帯にはジョギングできないから、夜間にするほかない・・・」
  • 「明るい時間にジョギングを始めても、後半は暗くなってしまう・・・」
  • 「夜間でもジョギングをしたいけど、不安が多い・・・」
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  • の様に、夜間のジョギングに不安を抱えているジョギング初心者も多いのではないでしょうか?
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  • ここではジョギング初心者が、夜間のジョギングについての、役立つ知識をご案内致します。

目次

 

①夜間のジョギングのメリット

 

本来なら明るい時間帯に走りたいけど、仕事など様々な都合により、しかたなく夜間にジョギングをしている方もいることでしょう。とはいえ、この夜間のジョギングは、以外とメリットが多いのです。

 

 

・身体が運動に適した状態になっている
 夜間は日中の活動によって体温が自然に上昇しており、筋肉や関節がより柔軟になっている状態です。朝や昼間より、ジョギングで得られる効果は大きいものとなっています。

 

・夏の暑さ対策になる
 夜間のジョギングは日中に比べて、暑さによる熱中症などのリスクを軽減できます。

 

・紫外線を気にする必要がなくなる
 日中に気になる紫外線も気にしなくてもよいため、紫外線のリスクも回避できます。

 

夜間のジョギングは、ジョギングで得られる効果が上がり、夏場の熱中症対策、さらには紫外線リスクの回避など、メリットは多くあります。

 

②夜間のジョギングのデメリット

 

夜間のジョギングは、仕事などの都合でしかたなくこの時間帯に走っていた方にとって、メリットが大きかったといえます。では、夜間のジョギングのデメリットはどのようなことでしょうか。

 

 

・前方や足元が見えにくく、転倒のリスクを伴う
 暗くなった公園や歩道は、足元が見えづらくなるため、ちょっとした段差でもつまづきやすくなります。

 

・他の歩行者や自転車、又は車両などからの接触や事故のリスクが上がる
 自分が周りを見ずらいならば、周りの人も見えずらくなっています。当然、接触のリスクは上がります。

 

・不審者との遭遇の恐れがある
 夜間は不審者が徘徊しやすく、犯罪に巻き込まれるリスクが上がります。

 

・ジョギングから帰宅しても、すぐには就寝できなくなる
 ジョギングした直後は、心拍数が上がっているため、睡眠に入るまでは時間がかかってしまいます。

 

夜間のジョギングは、つまづきによる転倒人や車両との接触のリスクが上がります。また、不審者との遭遇の恐れもあるというようなデメリットがあります。

 

③夜間の走り方

 

夜間のジョギングでは、転倒、人や車両との接触、その他のリスクを回避しつつ、楽しく安全に走りたいものです。それには走り方に工夫を入れることをおすすめします。

 

 

・夜間のジョギングコースを見直しましょう
 ひと気のない道や暗いエリアを避け、街灯の多いルートや人の多い道を走るようにしましょう。さらに、段差の少ないコースを選ぶことをおすすめします。

 

・夜間は昼間より、ペースを下げて走りましょう
 つまづきによる転倒や人や車両との接触の防止するため、昼間のジョギングよりペースを落とすことをおすすめします。

 

・ジョギング中は正しいフォーム意識をする
 夜間のジョギングは、周囲を注視するあまり、ジョギングのフォームが崩れやすくなります。正しいフォームで走らなければ怪我につながります。ペースを落とし、正しいフォームで走ることをおすすめします。

 

・睡眠への影響を避ける時間帯に走りましょう
 ジョギングは就寝の3時間くらい前までに終えるようにしましょう。

 

夜間のジョギングは、コースを安全なルートに見直し、ペースを落とし、正しいフォームを意識しながら走り、就寝の3時間くらい前までに終えるようにしましょう。

 

④安全対策をして走りましょう

 

夜間のジョギングは走り方を工夫しても、安全に走れるとは言い切れません。更なる安全対策をして走ることをおすすめします。

 

 

・視認性の高いウェアを着用して走りましょう
 暗いエリアでは人や車両などに気付いてもらえずに、接触事故を起こす恐れがあります。自分の身はもちろんですが、他の人の怪我を防ぐためにも、蛍光色のような明るく視認性が高いウェアを着用しましょう。また、光を受けて強く反射する再帰反射材などで作られた、リフレクターの着用もおすすめします。

 

 

・ランニングライトを着用することもおすすめします
 さらにおすすめできるのが、前方を照らしたり自分の居場所を相手に知らせたりするための、ランニングライトの使用がおすすめです。ランニングライトには、ヘッドライトやキャップライトのほか、ネックライトやシューズライトなど、手を使わずに着用できるものがあります。夜間のジョギングをする回数の多い方は、防水はもちろん、充電式ランニングライトがおすすめです。

 

 

・イヤホンの着用は避けましょう
 夜間のジョギングには暗いエリアで周囲の状況を把握したり、危険を察知したりする必要があります。両耳にイヤホンを着けてのジョギングは、危険の察知・対処が遅れてしまう恐れがあるため、おすすめできません。夜間でも音楽を聴きながら走りたい時は、音量を最小にする、片耳だけイヤホンをする、耳を塞がない骨伝導式イヤホンを使うなど、周囲の音をしっかりと把握できるような対策をして走りましょう。

 

 

夜間のジョギングは走り方を工夫しても、安全に走れるとは言い切れません。視認性の高いウェアの着用、ランニングライトの着用、イヤホンの着用は避けるなどの更なる安全対策をして走りましょう。

 

⑤まとめ

 

この記事では、夜間のジョギングについてお伝えしました。

 

要点をまとめると以下の通りです。

 

・夜間のジョギングは、ジョギングで得られる効果が上がり、夏場の熱中症対策、さらには紫外線リスクの回避など、メリットが多くあります。
つまづきによる転倒や人や車両との接触のリスクが上がるほか、不審者との遭遇の恐れもあるといようなデメリットがあります。
コースを安全なルートに見直し、ペースを落とし、正しいフォームを意識しながら走り、就寝の3時間くらい前までに終えるようにしましょう。
視認性の高いウェアの着用、ランニングライトの着用、イヤホンの着用は避けるなどの更なる安全対策をして走りましょう。

 

繰り返しになりますが、コースを安全なルートに見直し、ペースを落とし、正しいフォームを意識しながら走るが重要なポイントとなります。
夜間のジョギング、ぜひこのポイントを押さえて、安全に楽しく継続しましょう。