ジョギングを始めましょう 
暑い時と寒い時のジョギング
- ジョギングを何とか続けられているけど、
- 「真夏の暑い中にジョギングなんてとても出来ない・・・」
- 「冬は寒くてとてもじゃないけど外に出る気になれない・・・」
- 「暑さ寒さにせいで、とてもジョギングを続けられる気がしない・・・」
- の様に、夏の暑さや、冬の寒さに困っているジョギング初心者も多いのではないでしょうか?
- ここではジョギング初心者が、夏の暑さや冬の寒さをどう乗り切って行けるのか、役立つ知識をご案内致します。
目次
①走りたいときにジョギングをしましょう
あまりにも暑くてジョギングをする気になれない。もうジョギングを続けることが出来ないかもしれない。そういった不安になることもあるのではないかと思います。そんな時はあまり気にせず、ジョギングは休みにしましょう。走りたくなった時にジョギングをすれば良いです。

ジョギングの継続に一番必要なこと。それは楽しみながらジョギングをすることです。心の健康があってこその身体の健康です。それは安全が担保され、楽しく気楽にジョギングをしているからこそ、続けられるものです。もし、暑くても寒くても、なお走りたくなったのなら、その時にこそジョギングをしに行きましょう。
②暑いときのジョギング
真夏の暑い中でもジョギングに行きたい、となった場合、それなりに対策をしてから走ることをおすすめします。炎天下のジョギングは、熱中症のリスクも高まるほか、発汗による心拍数の増加が体力を消耗させているからです。そんな中でも、楽しく安全にジョギングをするための5つのポイントをご案内します。

・涼しい時間帯に走りましょう。
暑い夏の日のジョギングは、早朝が良いでしょう。気温が比較的に低く空気も澄んでいます。太陽が最も高く昇っている午後は避けたほうが良いです。暑さ・湿度共に最高レベルに達します。早朝に走るのが難しい場合、午前中や夕方にしておきましょう。
・水分補給をしっかりしましょう。
熱中症を防ぐには、ジョギングの30分前にはしっかりと水分補給しておくことをおすすめします。ジョギング中も少量ずつこまめに水分補給を心がけましょう。ただし、一度にがぶ飲みしないようにすることです。
・強度を下げて走りましょう。
暑い中を走る場合は、距離を短めに抑えるか、ペースを落としてジョギングをすることをおすすめします。たとえ、距離や時間を減らしたとしても、暑い中でのジョギングをした効果は十分にあります。
・木陰などの多いコースを走りましょう。
暑い時期のジョギングには、木陰などの日陰の多いルートに変更することをおすすめします。日陰に入れば体感温度が数度は下がる上に、ジリジリと照り付ける太陽から身を守ることができます。
・ウェアはなるべく明るめの色を着て走りましょう。
暑い日のジョギングにはウェアにも気を配りましょう。太陽光から身を守るためには、光を反射してくれる淡い色のウエアがおすすめです。黒などの濃い色は光を吸収するので避けましょう。また、軽くて機能的な素材で作られたウェアは、汗の蒸発を助け、体に熱がたまるのを抑えてくれるため、おすすめできます。
暑くても、なお走りたくなったのなら、きちんと対策をしてから走ることをおすすめします。涼しい時間に、水分補給をしっかりして、運動強度を下げて、コースとウェアに気を配りつつ、楽しくジョギングをしましょう。
③寒いときのジョギング
真冬の寒い中でもジョギングに行きたい、となった場合においても、それなりに対策をしてから走ることをおすすめします。寒い中でのジョギングは怪我や低体温症のリスクが高まります。そんな中でも、楽しく安全にジョギングをするための5つのポイントをご案内します。

・なるべく暖かい昼間に走りましょう。
暖かい室内から寒い外へ出ると、急激な温度変化から血圧が急上昇します。心臓への負担も大きくなるため、注意が必要です。なるべく室内との温度差が少ない昼間のジョギングをおすすめします。
・ウォーミングアップを念入りにしましょう。
寒い時期に身体が暖まりきっていない状態で走り出すと、肉離れや関節の痛みの発生などの怪我のリスクが高まります。暖かい室内で出来る限りのウォーミングアップを念入りにしてから、ジョギングをしに行くことをおすすめします。
・水分補給をしっかりしましょう。
寒い時期は空気の乾燥や風により皮膚表面から水分が奪われるため、実は脱水になりやすい季節でもあります。寒い時期の脱水は低体温症のリスクが高まりますので、こまめな水分補給をおすすめします。
・路面の状態をよく確認して走りましょう。
寒い時期、特に走り始めは身体がこわばって、思うように動かない場合があります。たとえ、念入りにウォーミングアップしたとしても同様です。そんな状態で、路面の段差やこの時期特有の路面の凍結により、転倒やねんざ等の怪我を負いかねません。路面の状態をよく確認しながらジョギングすることをおすすめします。
・防寒対策をしっかりしておきましょう。
ジョギング中の冷たい風から身体を守るためのウィンドブレーカーはおすすめです。防寒対策になるほか、軽くて動きやすいからです。また、手袋は忘れがちになりますが、着用をおすすめします。
寒くても、なお走りたくなったのなら、きちんと対策をしてから走ることをおすすめします。暖かい時間に、ウォーミングアップを念入りにして、防寒対策をしっかりしつつ、水分補給と路面の状態に気を配りつつ、楽しくジョギングをしましょう。
④楽しめることが一番です
せっかく始めたジョギングです。何よりも楽しめること、これが大切です。それにはしっかりと安全が担保されていることが前提です。

真夏に気温が35℃を超えて、体温よりも気温が高い状態でのジョギングをすることは、かなりリスクがある状態です。このようなリスクの高い状態で、楽しみながらジョギングをするには、しっかりと安全確保をする必要があります。
真冬には天候により、足元が悪くなることがありますが、必要に応じてペースを落とすとか、安全な路面を選びながら走る必要があります。
このような場合、少しだけ考え方を変えて、屋内で出来ることも検討してみましょう。
・家の中で、ストレッチや体操をする。
・ジムに行き、筋力トレーニングや、トレッドミル(ランニングマシン)を使用してのジョギングをする。
安全に楽しくジョギングを続けるには、屋外を走ることだけでなく、屋内の関連するものを活用することもおすすめします。
⑤まとめ
この記事では、夏の暑さと冬の寒さの中でのジョギングについてお伝えしました。
要点をまとめると以下の通りです。
・ジョギングを続けるには安全が担保され、楽しく気楽にジョギングすることです。
・真夏の炎天下のジョギングは、熱中症のリスクが高まります。
・真冬の寒い中でのジョギングは怪我や低体温症のリスクが高まります。
・真夏や真冬に外を走るのなら、きちんと対策をしてから走ることです。
・安全に楽しくジョギングを続けるには、屋外を走ることだけでなく、屋内の関連するものの活用も考えましょう。
繰り返しになりますが、安全が担保され、楽しく気楽にジョギングが重要なポイントとなります。
夏の暑さと冬の寒さの中でのジョギング、ぜひこのポイントを押さえて、継続しましょう。