鉄道模型を楽しみましょう
鉄道模型を飾ってみよう
ふと、鉄道模型販売店のショーケースに目が行ったときに、気持ちが揺らぎ
「あの鉄道模型をもっとゆっくり眺めてみたい・・・」
「鉄道模型が動いているのを見てみたい・・・」
「自分自身で鉄道模型のレイアウトを作りたい・・・」
の様に、興味はあるけどなかなか踏み込めない方も多いのではないでしょうか?
いわゆる「模型鉄」といわれる程ではないけれど、なぜか鉄道模型が気になる。
ここではそのような鉄道模型が気になる方々が、どのようにしたら自分自身で鉄道模型を楽しめるようになるのか、役立つ知識をご案内致します。今回は、とにかく鉄道模型をじっくり眺めてみたい、手元においておきたい、今現在そのように思っている方に、「まずは鉄道模型を飾ってみる」の内容をご案内いたします。
目次
①飾る場所を確保しましょう
②どんな車両を飾ろうか
③完成品かキットか
④情景も飾りたいのなら
⑤まとめ
①飾る場所を確保しましょう
鉄道模型といえば「Nゲージ」。日本では鉄道模型の代名詞のようなものになっているようですね。小さな模型ですが、精巧に作られていて、そして設置スペースが少なくて済むのが、大きな魅力となっています。確保できるスペースが棚の中などならば、「Nゲージ」をおすすめします。

手元に置いて眺めてみたいのなら、すぐに目の付くところに置きたいものです。例えば、卓上や棚の上、あるいは棚の中央などが考えられます。限られたスペースの中で自分が眺めたいものがおさまるのであれば、それで十分なはずです。また、設置場所の明るさも確保されていることも検討しておきましょう。暗くなってしまうような場所の場合は、新たに簡易的な照明を取り付けることも考えましょう。
飾る場所は、自分が眺めたいものがおさまるスペースで、すぐに目の付くところに確保しましょう。また、明るさも確保されている場所がおすすめとなります。
②どんな車両を飾ろうか
鉄道の車両といえば、電車、特に特急電車や新幹線の電車などが人気がありますね。それ以外にローカル線の気動車や、蒸気機関車、ディーゼル機関車、電気機関車に牽引される客車や貨物列車などもあります。どんな車両を飾るかは、それぞれです。ただ、飾る車両は飾るためのスペースに見合った長さに収まるものを選ぶようにしましょう。

飾りたい車両がどんなものかが良いか、迷うところです。飾る車両が決まっていないならば、鉄道模型のメーカーが販売している総合カタログを入手すると良いでしょう。日本の鉄道模型のメーカーでは「KATO(積水金属)」および「TOMIX(トミーテック)」の2社が、車両のほか、レール、制御機器を販売しているので、これらのカタログがおすすめです。また、今は飾るだけと考えていても、将来的に車両を動かすことを考えているのなら、モーター付きの動力車から購入することをおすすめします。飾れるスペースが広くなった場合、レールを拡張し、制御機器を接続すれば、車両を動かすことが出来るようになるからです。
鉄道模型のメーカーは「KATO」も「TOMIX」も、どちらも甲乙つけがたい程、車両が精巧に作られているため、どちらもおすすめできます。自分が飾りたいと思う車両を販売しているメーカーを選ぶと良いでしょう。尚、レールについては同じ「Nゲージ」でも「KATO」と「TOMIX」は、接続方法が異なるため、レールとコントローラーはどちらかのメーカーに統一することを考えておきましょう。車両はもちろん、どちらのレールでも乗せて動かすことが可能となります。このほか、車両のみの製造販売しているメーカーとして、「グリーンマックス」や「マイクロエース」などがあります。「KATO」や「TOMIX」でも販売していない車両でも、この「グリーンマックス」や「マイクロエース」などにあることもあります。選択肢の1つとして検討することもおすすめできます。
「KATO(積水金属)」 https://www.katomodels.com/
「TOMIX(トミーテック)」 https://www.tomytec.co.jp/tomix/
「グリーンマックス」 https://www.greenmax.co.jp/
「マイクロエース」 http://www.microace-arii.co.jp/
飾る車両は飾るためのスペースに見合った長さに収まるもの、将来的に車両を動かすことを考えて、モーター付きの動力車を選ぶことをおすすめします。
③完成品かキットか
飾る車両が決まったならば、飾るためのレールと飾りたい車両を購入すれば、飾ることができますね。車両については、メーカーにもよりますが、完成品とキットの2種類あります。もちろん、キットでも動力車も用意されています。

購入して、すぐにでも飾って眺めたいならば、完成品を購入すると良いでしょう。車両の組み立てから楽しみたい方なら、キットの購入をおすすめします。
キットの組み立ては、付属の説明書通りに組み立てることできれいに組み立てられます。組み立てキットとはいえ、きれいに組み立てるには当然、道具が必要になります。あったほうが良い道具は以下の通りです。
・プラスチック用ニッパー:プラスチック用パーツ切り出し
・金属用ニッパー:金属線の切断や金属板切り出し
・カッターナイフ:直線形状の仕上げなど
・デザインナイフ:曲線形状の仕上げなど
・ステンレス系定規:直線形状の切り出しなど
・ヤスリ:仕上げなど、なるべく細かいタイプ
・サンドペーパー:仕上げなど、なるべく細かいタイプ
・ピンセット:※必需品です。なるべく先端部分がしっかりしたものが良いです
・ゴム系接着剤:瞬間接着剤は変色のおそれがあるため、あまりおすすめできません
このほか、塗装する場合は、アクリル塗料、エナメル塗料やラッカー塗料など、必要に応じて、準備しましょう。
購入して、すぐにでも飾って眺めたいならば、完成品を購入しましょう。キットを購入して、車両の組み立てを楽しみたいならば、しっかりとした道具の準備をおすすめします。
④情景も飾りたいのなら
列車を上手く飾ることが出来たでしょうか。そこまで出来たなら、いつまでも眺めていても大丈夫ですね。列車を飾るだけで満足された方、さらには、情景も飾ってみたい、と思う方もいることでしょう。列車を情景とともに飾るには、車両をキットから組み立てることと同様に、しっかりと道具を準備し、作り込みを楽しむことになります。

情景は「ジオラマ」とも呼ばれ、建物や駅のような建築物「ストラクチャー」、信号機や電柱のような「アクセサリー」、あるいは、山やトンネル等を含めたボード上の「レイアウト」を指しています。
「ジオラマ」は「KATO」や「TOMIX」をはじめ、色々なメーカーからキットが販売されています。初めて情景を作り込む場合は、説明書付きのキットをおすすめします。
もし、自分で作り込む場合は、以下の手順で進めていきましょう。
・作りたい情景を図やイラストに起こしてみましょう
どのようなレイアウトで情景を作るのかを考えましょう。自分の思い描くレールの姿と表現したい情景を図やイラストに起こして具体的にしておきましょう。
・ボードや材料を用意しましょう
ベース(土台)となるボードを用意しましょう。同時に、必要な道具や材料の準備も進めておきましょう。
・建物などの配置を決めましょう
ボード上に考えておいたレールやそれぞれのアイテムを仮配置してみましょう。次に鉛筆などでボード上に考えたレイアウトの輪郭を書き写しましょう。
・レールの仮設と通電テストをしましょう
列車を動かす予定がある場合、レールを仮配置して制御機器を接続してから通電テストを行っておきましょう。列車と建築物(ストラクチャー)やトンネルとの接触がないかも、このときに確認しておきましょう。
・レールの固定と配線をしましょう
レールを釘で固定しましょう。列車を動かす予定がある場合は、このときにしっかりと配線を行いましょう。築堤や高架、トンネルなどを設ける場合は、築堤や高架橋脚とともにトンネルもこのときに固定していきましょう。
・情景の作り込みをしましょう
最後に建物などを配置し、街や地面、山、川、道路などの情景を納得いくまで作り込んででいきましょう。
また、情景作りに必要な道具は、以下の通りです。
車両のキットを組み立てる為の道具のほかに、
・ペンチ:部品の折り曲げやカシメ
・ニードル:小さな穴開けやケガキ
・ピンバイス:穴あけ
・ノギス:部品の寸法測定
・精密ドライバー:ねじを使う組み立てなど
・その他の大工道具:釘を使った組み立てや材料の切り出しなど
などが必要となります。
情景をの作り込みは、設計から加工、組み立てまでを、自分が納得するまで楽しめます。ただ、初めて情景を作り込む場合は、説明書付きのキットから始めることをおすすめします。
⑤まとめ
この記事では、鉄道模型が気になる方々が、自分自身で鉄道模型を楽しめるようになるため、「まずは鉄道模型を飾ってみる」の内容をお伝えしました。
要点をまとめると以下の通りです。
・飾る場所は、自分が眺めたいものがおさまるスペースで、すぐに目の付くところで、且つ、明るさも確保されている場所がおすすめとなります。
・飾る車両は飾るためのスペースに見合った長さに収まるもの、将来的に車両を動かすことを考えて、モーター付きの動力車を選ぶことをおすすめします。
・購入して、すぐにでも飾って眺めたいならば、完成品がおすすめです。
・初めて情景を作り込む場合は、説明書付きのキットから始めることをおすすめします。
繰り返しになりますが、すぐに目の付くところで、且つ、明るさも確保されている場所が重要なポイントとなります。
「まずは鉄道模型を飾ってみる」、ぜひこのポイントを押さえて、楽しんでください。
